エアコンの家庭用と業務用とでは、どんな違いがあるのか?
エアコンといえば大体はお家で使っている家庭用のエアコンを思い浮かべますよね。 業務用エアコンの事を知らない人の方が多いと思います。 日々、ご家庭で使われているような壁にかかっている壁掛け用のエアコンをイメージされているのではないでしょうか。 ですが、壁にかかっているエアコン=家庭用という訳ではありません。 壁掛け用でも業務用のエアコンはあります! もちろん、業務用のような天井に埋まっているタイプや壁に埋まっているタイプなども家庭用として存在しています! まず、業務用のエアコンは3つに区分されています。 事務所用、店舗用の汎用性がある型、ビル用のエアコン、設備用のエアコンの3つに分けられていますね。 今回は業務用のエアコンと家庭用エアコンはどんな違いがあるのかをまとめてみました!
業務用エアコンと家庭用エアコンの違い
・能力
・風量
・機能
・機種
・電源の種類
他にも、耐久性の違いや工事方法の違いなどもあります。
家庭用と業務用ではパワーの強さが全く異なります。
業務用のエアコンは大きい空間の空調を整えなければいけないのでパワーが必要になります!
家庭用のエアコンだと、能力は0.5~3程度ありますが、業務用エアコンは1.5~12馬力と能力の高さが全然違いますね。
もちろん能力が高ければ、設定した温度通りに動作する速さも全然違うので電気代なども安くなります。
家庭用エアコンと業務用エアコンでは、そもそも想定されている使用場所が全然違うので業務用エアコンの方がパワーは強くなります。
例えば、人の出入りが激しい場所や飲食店、コンビニやスーパー、ホテルのエントランスなど広い空間での使用が想定されているので、しっかり冷える、暖められるパワーを持っていないといけません。
出入り口が何度開いてもエアコンがしっかり効いているのはパワーの強さがあるからですね。
家庭用エアコンと業務用エアコンの最も違う点は、このパワーの差だと思います。
能力の明確な違いは色々とありますが、やはりパワーの強さは業務用のエアコンが圧倒的にある事が分かりますね!
業務用エアコンは圧倒的なパワーがありますので、風量も家庭用エアコンより当然強いです。
馬力がありますので、風量も大きくなりエアコンの効きも良くコストをしっかり削減してくれます。
業務用エアコンの電源と家庭用エアコンの電源も違う仕組みです。 業務用エアコンは大きなパワーを出力しなければいけないので、一般家庭に備わっている電源では電力不足になってしまいます!
家庭用エアコンは単相100V/単相200V 業務用エアコンは単相200V/三相200V それぞれ主流のものがありますね。
ちなみに業務用エアコンの主流である電源三相200Vは単相と同じ電圧で沢山の電力を送電できるので省エネに繋がります!!
ただし、電力の使用状況によって選択肢も変わってくるので相談して決めた方が安心です!
馬力と電力量料金、そして稼働時間でおおよその電気代を算出できますので気になる方はチェックしてみてください。
家庭用エアコンと比べても耐久性があるので、買い替えの頻度も少なく済みますね。
機種、種類も家庭用エアコンより業務用エアコンは豊富です! 壁掛け用の型から色々なものが存在しています!
・コンパクト形
・天井埋め込み形2方向
・天井埋め込み形1方向
・天吊自在形
・天井吊形
・床置形
・厨房用
・ビルトイン形
・ダクト形
・ビル用マルチ
業務用エアコンには沢山の機種があります!
エアコンは機能も種類も多岐にわたる為、使用用途や設置場所などをしっかり選定しなければいけません!
室外機と室内機の組み合わせの違いもありますね。
家庭用エアコンは室外機、室内機が一つずつ繋がっていますよね。 基本的に家庭用エアコンは1対1で繋がるように設置されていると思います。
一方で業務用エアコンは室外機が一つでも複数の室内機を設置する事が出来るんです!
レイアウトやほしい機能も変わってくるので環境に合ったものを選んでください。
電気代を節約するためには、効率的に運転できるエアコンを選ばなければいけないので使用環境や、業種に合わせた最適な業務用エアコンを見つけましょう!
業務用エアコンのメリット
・省エネ性能
・手間がかからない
・耐久性がある
業務用エアコンは光熱費の安さもメリットの一つです!
少ない電圧でも、パワーが出せるので効率良く稼働させられます! 業務用エアコンは掃除が大変そうかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はあまり手間がかからないものも存在します。
掃除も大掛かりなものではなく、フィルターを交換するだけだったりするものもありますね。
内部の掃除に関しては難しいと思いますので、プロに頼む必要はありますし定期的に点検は必要になりますが種類によっては楽なものがあるのも業務用エアコンのいいところではないでしょうか。
もちろん、絶対に掃除できないという訳ではありませんが個人で掃除をする際は設置されている業務用エアコンがどんなタイプなのかを調べて説明書をよく読み注意点などをしっかり把握してからがいいでしょう。
業務用エアコンのデメリット
広さに合ったエアコンを選ぶ必要があります。
能力が見合っていないと故障に繋がる可能性もあるからですね。
例えば部屋が広いのに能力が低いエアコンを設置して使っていると広い部屋を頑張って冷やそうとしたり、または暖めようとして無理な運転を続けてしまいます。
設置してから年数が経ってしまうとフィルターなどに埃も溜まりますし風量が低下してしまい、風量不足なども起きてしまう可能性があるのでメンテナンスや点検は定期的に必要になりますね。
機種選びや設置場所を間違えなければ、省エネの効果の高い業務用エアコンは電気代の節約も出来るのでかなりオススメです!!
業務用エアコンの事ならマステック冷熱株式会社にお任せください!
空調設備の不調や定期メンテナンスから給排水・衛生設備工事などニーズに合わせて幅広く対応しております。
小回りが利く、突発対応、柔軟な設計企画、希望する機能を搭載しているエアコンの選び方などもお任せください!!
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1級管工事施工管理技士も在籍しております。
業務用のエアコンは設置する場所の広さだけではなく、運転時間やエアコンにかかる熱負荷まで考えて選定することが大切です。
長時間運転をする必要があったり、熱負荷が強い場所で使用したりするのであれば、小さな部屋であったとしても、やはり業務用エアコンを選ぶのが一番良いという場合が多いのではないでしょうか。
家庭用エアコンの方が導入コストの面で有利であったとしても、強い負荷をかけ続けて運転することでランニングコストや寿命の面で不利になることが想定されるからです。
エアコンは決して安い買い物ではありません。 設置してから後悔しないために、どのような製品を選べば良いのか、よく検討するようにしてください。
自分の仕事場にはどのような製品が適しているのか分からないという場合は、一度メーカーや取扱業者に相談してみると良いでしょう。
業務用エアコンを含む空調機器には定期的に点検をしなければいけません。 これは法律で決まっています。
購入したものでもリースしたものでも所有権を持っている人、管理者の人がしっかり行わなければいけません。
・調子が悪く点検してほしい
・法定点検・定期点検を依頼したい
・設備、空調について
これらの依頼も承っておりますのでぜひお問い合わせください!
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